福生市「福生市の人口及び世帯数 令和7年1月1日現在」

福生市「令和6年度 総合窓口係 事務報告」

福生市「福生市総合計画 第5期」

福生市「福生市総合計画 第5期 後期基本計画案」

厚生労働省「人口動態統計」

内閣府「高齢社会白書」

を元に本ページの制作を致しました。

福生市の少子高齢化とこれからの未来

福生市の未来を考える時、まず大切なのは、街の印象だけで判断しないことです。

福生市には、他の市にはない独特の空気があります。

横田基地周辺の国際色。
国道16号沿いの個性的な店舗。
福生駅、牛浜駅、熊川駅を中心とした生活圏。
多摩川の自然。
都心から離れすぎず、暮らしの距離感が近い街並み。

福生市は、昔から多様な人が行き交う街です。

人が入り、文化が交わり、さまざまな価値観が混ざり合う。

この「人の流れ」こそ、福生市らしさの一つだと感じます。

しかし、これからの福生市にとって大切なのは、単に人が出入りすることだけではありません。

一時的に住む街から、暮らし続けたい街へ。

通り過ぎる街から、家庭を持ちたい街へ。

人の流れを、地域に根づく暮らしの流れへ変えていくことが必要です。

そのためには、人口、出生数、死亡数、婚姻件数、転入・転出の数字を冷静に見る必要があります。

福生市の公式資料によると、令和7年1月1日現在の住民基本台帳人口は56,582人です。

令和7年4月1日現在では、総人口は56,527人となっています。

一見すると、大きく人口が減っているようには見えないかもしれません。

しかし、年齢構成や出生・死亡の数字、将来人口の見通しを見ると、福生市もまた、少子高齢化と人口構造の変化に向き合う段階に入っていることが分かります。

これは、福生市民だけの問題でも、行政だけの問題でもありません。

地域で暮らす人、地域で働く人、家庭を持ちたい人、子育てを考える人、そして結婚を希望する人たち全体に関わる課題です。


 

福生市は、4人に1人以上が65歳以上の街になっている

出典:福生市「福生市の人口及び世帯数 令和7年1月1日現在」等をもとに作成

福生市の令和6年度末に近い年齢別人口を見ると、総人口56,527人のうち、0歳から14歳までの年少人口は5,365人です。

15歳から64歳までの生産年齢人口は35,560人。

65歳以上人口は15,602人です。

割合で見ると、年少人口は約9.5%。

生産年齢人口は約62.9%。

65歳以上人口は約27.6%です。

つまり、福生市ではすでに4人に1人以上が65歳以上という状況になっています。

もちろん、高齢者が多いこと自体が問題なのではありません。

長く福生市で暮らし、街を支えてこられた方々は、地域にとって大切な存在です。

本当に考えるべきことは、その次を担う世代の厚みです。

子どもが少なくなる。
働く世代が細くなる。
家庭を持つ世代が減る。
地域活動を担う人が少なくなる。
商店街や地域経済を支える消費が弱くなる。
医療、介護、福祉、子育てを支える人材にも影響が出る。

少子高齢化は、単に人口表の数字が変わることではありません。

街の活力を支える層が、少しずつ変化していくことです。

福生市は人の出入りがある街です。

だからこそ、今後は「福生市に入ってくる人をどう地域に根づかせるか」が、より重要になっていきます。


 

福生市 令和6年度 出生337人、死亡750人の現実

出典:福生市「福生市の人口及び世帯数 令和7年1月1日現在」等をもとに作成

福生市の令和6年度の住民基本台帳異動を見ると、出生数は337人です。

一方で、死亡数は750人です。

出生数と死亡数の差である自然増減は、マイナス413人です。

1年間で生まれた赤ちゃんが337人。

一方で、亡くなられた方が750人。

この数字は、地域の未来を考える上でとても重い意味を持っています。

人が亡くなることは、当然ながら自然なことです。

しかし、地域全体で見た時に、生まれる人数よりも亡くなる人数が大きく上回る状態が続けば、人口は自然に減っていきます。

ここで大切なのは、福生市には転入の力もあるということです。

令和6年度の福生市では、転入が4,576人、転出が4,011人です。

社会増減はプラス565人です。

これは、福生市が人に選ばれている面を持っているということです。

人が入ってくる街には、魅力があります。

住みやすさ、交通、家賃、仕事、学校、地域の個性、人間関係、さまざまな理由があるはずです。

ただし、転入があるから安心とは言い切れません。

出生337人、死亡750人という自然減がある以上、地域の中で次の世代が育つ流れをつくらなければ、長期的には人口構造の変化が進んでいきます。

福生市に必要なのは、人を呼び込む力だけではありません。

福生市に入ってきた人が暮らし続けたいと思うこと。

福生市の若い世代が家庭を持ちたいと思うこと。

福生市の子育て世帯が地域に定着すること。

福生市で結婚を望む人が、安心して出会える環境を持つこと。

この流れが、これからの福生市には必要です。

婚姻341件を、福生市の未来とどう結びつけるか

出典:福生市「福生市の人口及び世帯数 令和7年1月1日現在」等をもとに作成

少子化を考える時、出生数だけを見ていても十分ではありません。

その前には、出会いがあります。

交際があります。

結婚があります。

そして、その先に家庭や子育てを考える人もいます。

福生市の令和6年度の戸籍事務では、婚姻に関する届出等の取扱件数として341件が確認できます。

ただし、この数字は「福生市民同士が341組結婚した」という意味ではありません。

福生市の戸籍窓口等で扱われた婚姻届出件数として、慎重に見る必要があります。

それでも、婚姻に関する件数は、地域の未来を考える上で大切な指標の一つです。

結婚は、単なる個人の出来事ではありません。

もちろん、結婚するかどうか、子どもを持つかどうかは、個人の自由です。

結婚しない人生も尊重されるべきです。

子どもを持たない選択も尊重されるべきです。

しかし一方で、結婚を望んでいるのに出会いがない方がいます。

婚活を始めたいけれど、何から始めればよいか分からない方がいます。

マッチングアプリに不安を感じる方がいます。

福生という自分の地元で暮らしたいのに、将来を考えられる相手と出会えていない方がいます。

このような方々を地域の中で支えることは、少子化対策や定住支援の入口になり得ます。

婚活支援とは、結婚を押しつけることではありません。

結婚を望む人が、孤立せず、安心して、自分に合った形で一歩を踏み出せるようにすることです。

福生市総合計画が示す、これからの人口課題

出典:「福生市の人口及び世帯数 令和7年1月1日現在」等をもとに作成

福生市総合計画では、福生市においても将来的には人口が減少していくものと推計されています。

また、福生市は目指すまちの姿として「人を育み 夢を育む 未来につながるまち ふっさ」を掲げています。

この言葉は、福生市の未来を考える上でとても重要です。

未来につながる街とは、単に建物や道路が整っている街ではありません。

人が育つ街。

家庭が育つ街。

子どもが育つ街。

多様な価値観が尊重される街。

そして、暮らし続けたいと思える街です。

福生市の後期基本計画案では、令和4年以降に再び転入超過となっている一方で、その傾向を楽観視できないことも示されています。

さらに、20代・30代の移動が多く、0〜9歳の年齢階級では近隣市への子育て世帯流出が考えられる点も指摘されています。

ここに、福生市の重要な課題があります。

若い世代が入ってくる。

しかし、家庭を持つ段階、子育てをする段階で、別の地域へ移ってしまう可能性がある。

この流れを変えるには、福生市で暮らす理由を増やす必要があります。

仕事だけではありません。

住まいだけでもありません。

子育て支援だけでもありません。

地域の魅力、安心感、つながり、将来への見通し、そして出会いの機会。

これらが重なった時、人は「この街で暮らしていきたい」と思いやすくなります。

福生市の未来は「ここに暮らし続けたい街にする事」

出典:「福生市の人口及び世帯数 令和7年1月1日現在」等をもとに作成

福生市には、強い個性があります。

国道16号沿いの文化。

横田基地周辺の国際色。

多摩川の自然。

福生駅、牛浜駅、熊川駅を中心とした生活圏。

個性的なお店や商店街。

そして、多様な人を受け入れてきた街の空気。

この魅力は、福生市の未来を考える上で大きな力になります。

人口減少や少子高齢化の数字だけを見ると、未来は暗く見えるかもしれません。

しかし、福生市には人を引き寄せる力があります。

あとは、その流れをどう定着へつなげるかです。

福生市で結婚を望む人が安心して出会える。

福生市で家庭を持ちたい人が、地域の中で未来を描ける。

福生市の子育て世帯が、福生市で暮らし続けたいと思える。

親世代も、若い世代も、地域事業者も、行政も、それぞれの立場で未来を支える。

その積み重ねが、これからの福生市をつくっていくのだと思います。

福生市の未来は、行政だけがつくるものではありません。

地域で暮らす人、働く人、家庭を持つ人、支える人、そして結婚を希望する人たちが一緒につくるものです。

人が行き交う街から、
人が根づく街へ。

出会いが生まれる街から、
家庭が育つ街へ。

福生市の未来は、まだ変えられます。

そのために、Looking Happyはこれからも、地域に根ざした婚活支援を続けてまいります。

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