〒198-0042 東京都青梅市東青梅2-8-1-1階店舗 (東青梅駅より徒歩5分)
あきる野市の未来を考える時、まず見つめたいのは、豊かな自然の奥にある「暮らしの現実」です。
あきる野市には、秋川渓谷があります。
五日市の歴史があります。
戸倉、乙津、養沢など、東京とは思えない山里の風景があります。
秋川駅周辺には日々の生活に必要な機能があり、少し足を延ばせば、川、山、緑、季節の移ろいを身近に感じることができます。
都心から遠すぎず、けれど都市の慌ただしさからは少し距離を置ける。
この絶妙な距離感は、あきる野市の大きな魅力です。
しかし、これからの地域づくりでは、あきる野市を「休日に訪れる自然豊かな場所」としてだけ見ていては足りません。
大切なのは、あきる野市を「人生の拠点として選ばれるまち」にしていくことです。
遊びに来る場所から、暮らしを始める場所へ。
自然を楽しむ場所から、家庭の時間を育てる場所へ。
通過するまちから、根を張るまちへ。
この視点が、これからのあきる野市には必要だと感じます。
あきる野市の公式サイトでは、令和8年6月1日現在の人口が78,460人と公表されています。
また、令和6年1月1日時点の公式統計では、人口は79,513人でした。
数字だけを見ると、短期間で急激に街が変わっているようには見えないかもしれません。
しかし、年齢構成、出生数、死亡数、婚姻件数、将来人口の見通しを重ねて見ると、あきる野市も少子高齢化と人口減少の流れの中にあることが分かります。
人口とは、単なる人数ではありません。
あきる野の地域で働く人。
あきる野で子どもを育てる人。
あきる野で親を支える人。
あきる野の地元のお店を利用する人。
あきる野の地域の行事を担う人。
あきる野の防災や見守りに関わる人。
そして、次のあきる野の世代を育てていく人。
そのすべてが、人口という数字の中に含まれています。
だからこそ、人口の変化は、あきる野市の地域の未来そのものに関わります。
出典:あきる野市「あきる野統計 令和7年度」等をもとに作成
あきる野市の令和6年1月1日時点の年齢3区分別人口を見ると、0歳から14歳までの年少人口は8,944人で、全体の11.25%です。
15歳から64歳までの生産年齢人口は46,251人で、58.17%です。
65歳以上の老年人口は24,318人で、30.58%です。
つまり、あきる野市では、65歳以上の方がすでに3割を超えています。
高齢者が多いこと自体が悪いわけではありません。
長く地域に暮らし、あきる野市の風景、歴史、祭り、農地、山林、商店、自治会、地域のつながりを支えてこられた方々は、まちにとって大切な存在です。
本当に考えるべきことは、その地域の知恵や文化を、次の世代へどう渡していくかです。
地域は、建物だけで続いていくものではありません。
川を知る人がいる。
山を守る人がいる。
地元のお店を支える人がいる。
子どもたちを見守る人がいる。
家庭を持ち、地域に根を張る人がいる。
そうした人の重なりが、まちの厚みになります。
年少人口が減り、老年人口の割合が高まるということは、この重なり方が変わっていくということです。
あきる野市の少子高齢化は、統計表の中だけの話ではありません。
将来の学校、子育て、地域活動、商業、交通、防災、医療、介護、住まい方に関わる現実です。
出典:あきる野市「あきる野統計 令和7年度」等をもとに作成
あきる野市の令和6年の人口動態を見ると、出生数は360人です。
一方で、死亡数は1,148人です。
出生数と死亡数の差である自然増減は、マイナス788人となっています。
この数字は、とても重い意味を持ちます。
1年間であきる野市に生まれた赤ちゃんが360人。
一方で、亡くなられた方が1,148人。
亡くなられる方が多いこと自体は、高齢化が進む地域では自然な面もあります。
しかし、生まれる人数よりも亡くなる人数が大きく上回る状態が続くと、地域の人口は自然に減っていきます。
これは、山の木々にたとえると分かりやすいかもしれません。
大きな木が長い年月をかけて森を支えている。
しかし、新しい若木が十分に育たなければ、森は少しずつ年を重ね、将来の姿が変わっていきます。
地域も同じです。
長く地域を支えてきた世代を大切にしながら、次の世代が育つ場所をつくらなければ、まちの未来は細くなっていきます。
出生数は、単なる赤ちゃんの人数ではありません。
地域に新しく灯った命の数です。
死亡数は、地域を長く支えてきた方々が人生を終えられた数です。
この二つの数字の差は、あきる野市がこれからどのように次の世代を育てていくのかを考える、大切な入口になります。
出典:あきる野市「あきる野統計 令和7年度」等をもとに作成
少子化を考える時、出生数だけを見ていても十分ではありません。
その前には、出会いがあります。
信頼関係を育てる時間があります。
結婚を考える過程があります。
そして、その先に家庭や子育てを考える方もいます。
東京都の人口動態統計では、あきる野市の令和6年の婚姻件数は221件と示されています。
この数字は、あきる野市民同士が221組結婚したという意味ではありません。
人口動態統計上の婚姻件数として、正確に扱う必要があります。
ただし、婚姻件数は、地域の未来を考える上で大切な指標の一つです。
結婚は、もちろん個人の自由です。
結婚しない人生も尊重されるべきです。
子どもを持たない選択も尊重されるべきです。
だからこそ、婚活支援は「結婚を急がせるもの」であってはいけません。
本当に必要なのは、結婚を望む方が、孤立せず、安心して、自分の未来を考えられる環境です。
地元で暮らしたいのに出会いがない。
自然の近くで家庭を持ちたいけれど、同じ価値観の相手と出会えない。
仕事と生活のバランスを大切にしたいが、婚活の進め方が分からない。
マッチングアプリには抵抗がある。
親から結婚について言われるたびに、どう動けばよいか分からなくなる。
このような悩みは、統計表には出てきません。
けれど、地域の未来を考える時、こうした一人ひとりの声を見落としてはいけないと感じます。
婚姻件数は、ただの数字ではありません。
その背景には、出会いを探す人、迷う人、勇気を出す人、関係を育てる人、家族になるかどうかを考える人がいます。
仲人が見るべきなのは、数字の奥にある人生です。
出典:あきる野市「あきる野統計 令和7年度」等をもとに作成
あきる野市の人口ビジョンでは、2060年に向けた将来人口の展望が示されています。
比較対象となる推計では、2060年の総人口は57,446人とされています。
一方で、出生率の上昇や生産年齢人口の誘導を見込んだ将来人口では、2060年に67,427人とされています。
この差は、非常に重要です。
未来は、ただ待っているだけで決まるものではありません。
何もしなければ厳しい方向へ進む可能性がある。
しかし、地域として取り組みを積み重ねれば、未来の形を変えられる可能性もある。
人口ビジョンは、そのことを示しているように感じます。
あきる野市の総合戦略では、豊かな自然環境の中で、仕事と子育てのバランスが取れた職住近接のまちを目指す考え方が示されています。
また、地域経済の活性化、快適な住環境、子育てしやすさ、安心・安全で持続可能なまちづくりも重要な柱として掲げられています。
ここで大切なのは、結婚支援を単独で考えないことです。
出会い。
仕事。
住まい。
子育て。
地域の魅力。
交通。
自然環境。
親世代との距離。
これらは別々の問題に見えて、実際にはつながっています。
結婚を考える方は、相手だけを見ているわけではありません。
その先にある暮らしも見ています。
どこで暮らすのか。
どのように働くのか。
休日をどう過ごすのか。
子どもを持つなら、どのような環境で育てたいのか。
親との距離をどう考えるのか。
地域とのつながりをどの程度持ちたいのか。
あきる野市の未来を考えるなら、婚活支援は単なる出会いの場だけでは不十分です。
その先の暮らしまで見据えた支援が必要です。
出典:あきる野市「あきる野統計 令和7年度」等をもとに作成
あきる野市には、守るべき魅力があります。
秋川渓谷の水の流れ。
五日市の歴史。
戸倉や養沢の自然。
秋川駅周辺の生活環境。
地域の人の温かさ。
都心から少し離れた、落ち着いた暮らし。
この魅力を、観光だけで終わらせるのはもったいないと感じます。
あきる野市には、家庭を持つ場所としての可能性があります。
子育てをする場所としての可能性があります。
若い世代が新しい暮らしを始める場所としての可能性があります。
人口減少や少子高齢化の数字だけを見ると、未来は厳しく見えるかもしれません。
しかし、数字は未来を諦めるためにあるのではありません。
今、何をすべきかを考えるためにあります。
結婚を望む人が安心して出会える。
あきる野市で暮らす未来を描ける。
親世代も若い世代も、無理なく支え合える。
地域の魅力が、定住と家庭づくりにつながる。
その積み重ねが、これからのあきる野市を支える力になるはずです。
Looking Happyは、JLCA認定プロ仲人として、IBJ加盟の結婚相談所として、あきる野市・西多摩エリアの未来に向き合いながら、結婚を希望する方々を誠実に支えてまいります。
観光で訪れるあきる野市から、
暮らしを選ばれるあきる野市へ。
自然を楽しむまちから、
家族の時間が育つまちへ。
あきる野市の未来は、まだ育てられます。
そのために、Looking Happyはこれからも、地域に根ざした婚活支援を続けてまいります。
あきる野市「世帯と人口」
あきる野市「あきる野統計 令和7年度」
あきる野市「年齢別人口構成」
あきる野市「あきる野市まち・ひと・しごと創生総合戦略」
東京都保健医療局「人口動態統計 年次推移 区市町村別」
厚生労働省「人口動態統計」
内閣府「高齢社会白書」